アメリカはかなり変わってきてます。

現実が見えていない政策提言
  雇用創出1200万人Republican presidential nominee Mitt Romney has promised to create 12 million jobs if elected president.(http://www.huffingtonpost.com/2012/09/26/mitt-romney-jobs_n_1916741.html)
この数の根拠が非常に怪しいんですよ。
そこで、CNNがあるまとめページを作っています。(http://news.blogs.cnn.com/2012/06/15/facts-on-immigration-in-the-united-states/)
この中で2つの数字に注目
「– The number of illegal immigrants in the United States was estimated at 11.5 million in 2011, according to the Pew Hispanic Center.
– 2010: The total number of unauthorized immigrants in the nation’s labor force in United States is 8 million. They made up 5.2% of the labor force in 2010. (Pew)」
「不法移民は推定1150万人」「非登録移民の労働者が800万人」
すると、不法移民を全て追い出して、その仕事をアメリカ人に。それに、50万人加えると、提言の数になります。数の上で、不法移民の数が近いことが移民系のアメリカ人にどのような心理的圧力になったでしょうか・・・特にヒスパニック系には「個人攻撃」に近い感覚をもたれたでしょうな。
会社を運営、ビジネスの経験、数字に強い
 プライベートエクイティは製造業や衣食住と違い、大量の雇用を生み出さない会社。
 言わば、法の文言とその抜け穴や節税(時には脱税に近い)手法が主な利益分野。
 数に強いって言われても、人間の感情や信頼は「数=票」で絡み取られるのには違和感を
 覚えるでしょう。物質視されることに嫌悪感を覚えた人も多数いる。
 何億も稼いで納税率15%ぽっち。元になる金額がない人には縁のない手法。

モルモン教
 このキリスト教の少数派閥にはちと生理的に受け付けない人が・・・
 正統派からは異端とみられてるし。
 この辺は今回の選挙が「黒人vs白人」って所で、公然とした白人至上主義者(隠れ・
 無意識・社会的規範内・常識として言動をする人も含む)にはあまり大事には取られてない。

その他の共和党候補の失言への対処
 「合法的強姦」などの暴言を吐いた共和党候補者にあまり反応しなかった。
 これは非常に大きなミス。意図が曲げられたとかの話ではない。
 同じ等の候補といえど、その一人が落選するのは、明らかにもかかわらず、
 激しく非難しなかった。仲間うちに変に「えこひいき」する。
 これでは・・・ため息しか出ません。

コリン・パウエル氏の言動
 うわ、これが全うな人。その部下も後日に「共和党は(白人の)レイシストばっかり。」
 というような事いってたし。これで、非白人のロムニー離れが加速。

結局、今回も勝因より敗因がオバマの勝利に貢献したといったほうが良かったね。
それにしても、共和党はなぜここまで大統領選挙に人を送り込めないんでしょうか・・・
それなりに知名度や経歴のある人はいるはずなんですが。
2000年のブッシュ大統領のねじれ勝利にもかかわらず、同時多発テロで、まず、第1次ブッシュ政権は言うことない。第2次ブッシュ政権での閣僚が世論とかなりかけ離れた言動が出始めたのと、建築バブルの終焉・サブプライム・ベイルアウト・原油価格高騰・大不況で、、、
「国民の生活が危機的な状況に追い込まれた」という状況で、
「サラ・ペイリン副大統領候補の失言・言い逃れ」と「共和党内からの非難」で党の体質としての「担ぎだして、後ろから刺す」って集団恐怖原理がマスメディアで垂れ流しにされて、「候補者不足」に拍車がかかってたわけだ。
これではロムニー氏もどう彼の心が彼に語りかけていたかどうか知らないが「(本心ではやりたくないけど)担ぎ出されたから、やってます。」って表情が写真にも出始めてたし。
 それにしても、次回2016年も共和党は無理だね。あと4年で国政レベルでのアメリカ大統領候補が勝てるレベルまで育つなんて思えない。8年後は民主党側に飽きが来てそれが敗因で勝てる共和党候補が大失態をしなければ、勝てるかも、って程度かなぁ。