壮烈な生き方

今日は、皇円阿闍梨が嘉応元年に桜ヶ池に入定された日。
皇円阿闍梨は法然上人の師で、扶桑略記などを書いた人物。
私は、個人的にとても興味がある。
この前、太宰府の博物館で、おそらく皇円阿闍梨直筆と思われる国宝の扶桑略記を見た。
とても力強く誠実な感じの字だった。
皇円阿闍梨の壮烈な生き方に、今日は闇金相談 奈良思いを寄せてみるのもいいかもしれない。

皇円阿闍梨って、法然上人の伝記ではちょっと扱いが低い気がしますが、
「阿闍梨」っていう時点で、とんでもなく凄い人ですよね。

僕等が知らないだけで、当時の比叡山には他にももっと凄い人がいたかも知れないですね。

梅原猛が「法然の哀しみ」の中で、初期の法然上人伝の方が皇円阿闍梨に対する敬慕の心のこもった言葉があって、だんだんとそうでなくなっていった、みたいなことをいろいろ比較して書いてたのを読んだことがあります。

皇円阿闍梨は、浄土門にはまだめぐりあえず、法華の行者として修行された方なのでしょうけれど、その生き方はあまりにも壮絶だったし、その志はある意味法然上人にもきっと大きな影響を与えたのではないかと思います。
法然上人は浄土宗を開いたあとでわざわざ遠江の桜ヶ池まで皇円上人の霊に報告に行かれたそうです。
仲の良い師弟だったんでしょうね。