経済的な自由

防衛庁を防衛 省に格上げして省としての規模を拡大するというのも、小さな政府に逆行する政治判断であり、構造改革を骨抜きにする最たるものであろう
構造改革するのは結構なのだが、全ての改革試案は殆ど国民の生活や安心と無関係な部分で立てられているところに、現代日本の政策立案能力の貧困を思うのである。

ただ、この政治思想のコンパスの問題点は、『大きな政府=リベラル』というアメリカの二大政党制を基準にしてしまっているために、僕のような『小さな政府・政治的な自由・経済的な自由』という思想を適切な場所に配置できないことですね。

僕は僕自身の生命がなくなった後の政治状況の行く末は、科学技術の進歩の段階と倫理規範の展開に大きく左右され、結局、自然界のエントロピーを経済活動が何処まで縮減できるかが人生の生存率を左右すると考えています。

究極的には、政治化が国家の中核に据えるべき分野は、『ロボット工学(労働力の自動化)・遺伝子工学(生命の操作と食糧の加速的増産)・情報工学 (情報取得の自由化と知の共有)』に収斂していき、そういった科学技術の倫理性を担保する学問として人文学の教養がリベラル・アーツとして復興するのでは ないかとも思います。