歴史的に見ても

考えると、高度資本主義社会における民主政の根本は、『税と資源の再分配』ですから、ロジックとかエート スとかプラグマティズムと相容れない思想は歓迎されないってことでしょう。
自由主義と温故知新は、相反するものなのでしょうか。 僕は恐らく、日本の国家を構成する国民の大半は、自由な主権者としての西欧的市民にはなれないというか、なりたくないんだと思います。

日本は、歴史的に見ても庶民階級の政治参加欲求が低い国であり、反対にいえば為政者が過酷な圧制や搾取を余り行ってこなかった国(西欧の封建主義 や奴隷制度と比較して)ですから、出来るならばエリートとしての政治家や官僚に全て制度設計を任せたい人が多いのではないでしょうか。

在野にも政治学や経済学に造詣の深い人材は多くいますが、総じて、国家や地域の政治に主体的に参加しようという熱気には乏しく、批評家の地位に甘んじるか、もしくは、特異的な市民運動などに加わるかといった感じですよね。